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「NO HARD WORK!」を読みました

KindleでNO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方という本を読みました。

小さなチーム、大きな仕事や強いチームはオフィスを捨てるを読んでいたので、この本をAmazonのレコメンドで見かけてすぐに購入しました。

今の会社はこれまでの勤務先と違ってブラック企業や、新進気鋭のベンチャー企業ではないので身体にガタがきそうな働き方はしていないです。そのため、今の会社での働き方を知っている分納得感のある内容が多かったです。

その中でもふたつのトークンの話が印象に残りました。

問題を抱えている人に対応するとき、あなたは「たいしたことじゃない」というトークンか、「世界の終わりだ!」というトークンを選ぶことができる。あなたがどちらを選んだにせよ、相手はもういっぽうのトークンを手にする。 ジェイソン フリード,デイヴィッド ハイネマイヤー ハンソン. NO HARD WORK! 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2082-2084). Kindle 版.

個人的な体験としても同意できる部分があって、働きすぎている時やストレスを溜め込んでいる時にたいしたことじゃない、の方のトークンを手にしがちな気がしています。一環して主張されている働きすぎるな、むしろそれは逆効果だという話にも通ずるところがあるのでこの話を後半で持ち出すのはうまい構成だなと思いました。

他にも、チャットツールについての節には納得感を得ました。仕事でチャットツールを常時気にしながら仕事をするのは会議しながら仕事をするようなものに感じています。勤務先が数百人いる規模ということもあり、Slackを覗いて雑談すると何時間でも溶けてしまうので、重要な連絡が流れてくるチャンネル以外はミュートにしています。そして、コミュニケーションを取りたい時には能動的にチャンネルを開いて会話するようにしています。

案件によっては同期的なコミュニケーションを前提としていて頻繁にSlackでやりとりをしている場合もあるため、全てがうまくいっているわけではないですが、なるべく集中したい時間を細切れにしないように気をつけるようになりました。

ワークライフバランスや会社と家族についても触れられていて、忘れたくない感覚だなと思ったのでHabitifyに追加して毎日一日の終わりにフレーズを見直す機会を作るようにしました。

著者の主張は一環しているので、その他の書籍で主張していることと重なることも多いので誰にでも勧められるわけではないですが、個人的には楽しめた一冊でした。

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