このサイトの文体を丁寧語に変えてみたい
文体ということばは口語体や文語体のような様式を表している場合もあれば、文章を書いている当人特有の表現上の特色を表している場合もあります。このサイトでの文体はなるべく自分が書きたいと考えていることがストレートに文章になるよう丁寧語を使っていませんでした。
ただ、自分で書いていて何か違うなという感覚がずっとあって、どこかで見た文章や本で良いなと思ったものをそのまま無意識に真似していたのではないか、そう思ったのでしばらくこのサイトの文章は丁寧語で通すようにします。
この文章を書いていても腑に落ちる感覚があって、書いていて心地が良いです。コードも書いていて気持ち良いという感覚があったりなかったりするのですが、文章を書いている時にこういう感覚になったのは実は初めてのことなので大変新鮮な気持ちになりました。
勤務先のブログDevelopers.IOでは丁寧語を使っていて、それは多くの人に対して見せるから、技術記事という体裁もあるためでしたが、このサイトの文章はそうする必要はありません。この文章は特定の誰かに宛てて書いたものではなく、自分のその時考えていることを文字にする習慣を付けたいという目標と誰のためでもなく、自分のために文章を書きたいという動機で書いているものです。同じ丁寧語を使った文章でもここまで感情が異なることに驚きました。
何だか筆が進みそうな気分になって非常に心地が良いのでこの文体でしばらく続けたいと思います。