今の自分にしか書けない文章
フルリモートワークになって1年になりました。それ以前もリモートワーク自体は可能で、定期的にリモートで働いていたのですが、コロナ禍によってフルリモート推奨になって以降はずっと一人で働いています。
生活が一変しても完全に孤独というわけではなくて、仕事や趣味を通じて人と関わる生活は維持されているので孤独感を感じたことは今のところありません。
それでも、常時在宅の生活になって黙ってじっと考える時間は増えた気がしています。インターネットでトレンドになったことについて、仕事のこと、これからどういう態度で生活していくのか、世の中と自分の関わりなどの結論の出ないことについても考えることもあります。
コロナ以前は頭に浮かんだことをそのまま会食の場で話したり、SNSで発散していたので自分の思い描いていることを文章にしたい気持ちは全くなかったのですが、今はこんな文章を書いてしまっています。
コロナ以前はなかったモチベーションで頻繁に筆を取り、インターネットの文章なので正確にはキーボードの上に手を置いているわけですが、文章を書いています。
技術記事以外で文章を書くのは今の業界に軸足を移す前、ネットメディアの運営をしていた時が最後だったので、直近に書いた記事を後から見返して下手な文章だなとはずかしく思ったりもします。
それでも自分がその時考えていることを言葉を選んで文字に起こすプロセス自体に日々の生活が活気付けられていることを実感しています。
これからずっと先、今しか書けない文章を改めて見直した時にどんなことを感じるんだろうと想像すると楽しくなってきました。
r7kamuraさんの個人サイトについてを読んで自分の技術スタックを使って個人サイトを作ってみようと思い立ったのですが、日々の継続的なプログラミング、学習の機会以外の思ってもみない収穫です。