Next.js 製ブログのアップデート作業記録
過去の記事で書いたように Next.js 製なのだが諸々のライブラリのアップデートをしようと思い立った。最近触っていなかったので Cursor に手伝ってもらいながら完了した。 とりあえずカスタマイズはできる環境が整ったかなと思う。 変更内容を Cursor に出力してもらった。
動き出しが億劫なことが多いのだが LLM のおかげでかなり助けられている。
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Next.jsベースのブログシステムの依存関係を包括的に更新しました。この更新は、セキュリティの向上、新機能の活用、そして将来的な保守性の向上を目的としています。
更新の概要
1. ブラウザリストのデータベース更新 (312e519
)
npx browserslist@latest --update-db
を実行- 対応ブラウザのデータベースを最新化し、より正確なCSS自動プレフィックス生成を実現
2. Next.jsのリンクコンポーネント更新 (836a777
)
- Next.jsの新しいLink APIに対応
- スタイリングをインラインで適用するように変更
- ダークモード対応のスタイルを追加
- アクセシビリティの向上
3. CI/CD環境の更新 (7ce4a19
)
- GitHub Actionsのワークフローを最新化
- Node.js 20.17.0への更新
- アクションのバージョンアップ(checkout v4, setup-node v4)
- ビルド環境の安定性向上
4. ビルド設定の最適化 (45389ad
)
- 非推奨となった
next export
コマンドの削除 next.config.js
でのoutput: 'export'
設定への移行- 画像最適化の設定追加
- TypeScriptの型チェック追加
5. パッケージの段階的更新
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React関連 (
3447696
)- React 18系の安定版へ更新
- 型定義の更新
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Markdown処理関連 (
12e9679
)- unified, remark, rehypeパッケージの更新
- GitHub Flavored Markdownのサポート強化
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開発ツール (
7d70aea
)- ESLint, Prettier, TypeScriptの更新
- コード品質管理の強化
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ユーティリティとCSSツール (
5788f77
)- date-fns, glob関連パッケージの更新
- TailwindCSS, PostCSSの更新
技術的な改善点
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ビルドシステムの最適化
- 静的エクスポート設定の現代化
- ビルドパフォーマンスの向上
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型安全性の向上
- TypeScript設定の強化
- 厳密な型チェックの導入
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開発者体験の改善
- 最新のツールチェーンによる開発効率の向上
- より良いエラー検出と修正提案
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将来性への対応
- 最新のNext.js機能への対応準備
- モダンなReactパターンの採用
まとめ
この更新作業により、プロジェクトの技術的負債を解消し、より安定した開発・運用基盤を整えることができました。特に、Next.jsの最新機能への対応とNode.js 20対応により、今後のアップデートもよりスムーズに行えるようになりました。